POPやポスターを活用した店舗販促のポイント
「駐車場完備」「夜8時まで営業」「骨盤調整」「感染症対策実施中」―。何気なく設置しているPOPやポスター、スタンド看板、のぼり。これらにはどのような役割があり、どのように売上につながっていくのでしょうか。接骨院の売上アップを実現するための店舗販促のポイントについて見ていきたいと思います。
店頭販促に必要な視点
「店頭販促」とは、患者さまを施術所内へ誘導し、「このサービス・商品が欲しい」という購買意欲を掻き立てる活動を指します。接骨院でのサービスとは施術メニュー、商品とは物販に当たります。店舗販促の目的である「サービス・商品の販売」を達成するためには、あらゆる側面からのプロモーションが必要になります。
商品やサービスの売上アップを目指すための店頭販促には、以下の3つの視点が必要です。
・来院促進から来院数を増やす
・購入単価をアップする
・来店頻度を高める
一つ一つ見ていきたいと思います。
1.来院促進から来院数を増やす
接骨院が乱立する中で、まずはあなたの施術所の存在を近隣の方に知ってもらう必要があります。DMやチラシ、Web広告などを駆使して、キャンペーンやサービス・商品のPRを行い、新規来院や再来院を図ります。新規オープンのイベントをする目的もこれに該当します。
2.購入単価をアップする
来院された患者さまに対して、サービス・商品の購入金額や購入頻度を高めるような陳列方法、POPやポスターの掲示を行う必要があります。店舗でよく見かけるポイント制度は、そのサービス・商品を継続購入する動機につながります。
施術の一環として関連商品をおすすめする方法も効果的です。例えば、産後の骨盤調整で来院されている方に対し、普段から身に着けられるサポーターの巻き方をレクチャーするなど。患者さまとしては、「物販」と捉えるのではなく「施術の延長線上」にある商品と認識するため、ついで買いを促進しやすくなります。
3.来院頻度を高める
一度でもサービス・商品を購入した患者さまをどれだけ「顧客化」できるかが、安定した収益の鍵になります。「また来たい」「また買いたい」と思ってもらうための特典やポイントの発行、クーポン付メールの配信など、来院された後のフォローもとても重要です。
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